フォト日記
 
 
 
 
 

8月10日

長寿台風が日本列島を嵐の渦に巻き込みながら縦断していきましたね
皆さまのところでは大丈夫だったでしょうか?
こちらは今 台風の余波をうけちょっと天気がぐずついていますが
心配したほどではなく 小雨が降る程度です
そして8月は残暑の厳しい季節ですが
気温もそれほど高くなく
朝晩の空気が冷たいほど…
庭では秋の虫の声が日に日に大きくなり
道沿いではススキが風に揺らいでいます
やはり7月前半の猛暑がこの夏一番の暑さになるのかもしれません

今年も72年目の8月6日 8月9日を迎えました
美馬牛でも毎年その時間には長いサイレンが鳴り響きます
その時の広島 長崎の人たちの驚きと恐怖を私たちは感じることはできませんが
その後に起きた筆舌に尽くしがたいほどの苦しみや悲しみを
僅かながらかもしれませんが想像することはできます

昨日のヤフーニュースに一枚の写真が載っていました
「焼き場に立つ少年」という
原爆投下後の長崎で 
たぶん妹か弟と思われる幼子の亡骸を紐で背負って
火葬の順番を歯を食いしばって待つ少年の写真です
撮影者は米軍従軍カメラマンの故ジョー・オダネルさん
オダネルさんは当初フィルムを封印していましたが
1989年に反核の思いから「核戦争を繰り返さないためなら」と
写真展を開いたそうです
米国内では批判に晒されながらも
2007年8月9日85歳でなくなるまで写真展を開き戦争反対を訴えたとのこと
(ヤフーニュースより抜粋)

その写真を見ると少年はまだ小学校の中学年くらいでしょうか
じっと前を見つめ背筋も足先も手先もピッと伸ばし
唇は血がにじむほどに固く結ばれています
この小さな体と心が
この悲しみにどのようにして耐えていたのかと思うと
戦争の惨さ 理不尽さ 悲しさが迫ってきました
でも少年が感じていたものは
そんな言葉では言い表せないものだったことでしょう

今年7月7日ニューヨークで行われた国連会議で
「核兵器禁止条約」が締結されました
その条約は
核兵器の開発 保有から使用の威嚇まですべて禁止するもので
核兵器を法的に禁止するという歴史的に初めての意味のある条約です
世界122ヵ国 国連加盟国の6割が賛成して採択されました
前文には
「ヒバクシャ」が 容認しがたい苦難を強いられた被害者としてだけでなく
核兵器廃絶に欠かせない存在として明記されているとのこと
長年の被爆者の方々の運動が実った瞬間でもありました

ただその席に日本政府の参加はなかった…
せっかく実ったこの条約を実効性のあるものにするために
日本政府はじめ 世界の核保有国が批准して
もう二度と誰一人として 
広島 長崎のような苦難を強いられることのない世界になりますようにと
願います

写真は小麦の麦ガラのロールです
以前はこのようなロールがあちこちの畑に転がっている風景でしたが
今は刈り取り 脱穀と同時に麦ガラを粉砕できるコンバインが主流となり
あまり見かけなくなりました
ヒマワリは上富良野町で見かけたもの
4枚目のヒマワリの後ろの畑が
麦ガラを粉砕した小麦の刈り取り跡です

関東地方など猛暑とのこと
みなさまどうぞお身体大事にお過ごしください

節子